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更新日12/02/26 |
| 鉄鋼製造業が供給する製品は一般的には圧延製品で、大別して二種類あります。 |
| 板状の製品「Flat Products」、断面の形が平らでない製品「Long Products」で、私はこの「Long Products」の製品分野に携わっていたので、これらの製品にまつわる話題をアップしていきたいと思っています。 |
| Long Products の範疇には形鋼、棒鋼、線材、鋼管があり、普通はロールで成形されますが、熱間押出と言われる珍しい加工法もあります。 |
| 回転するロールの間に材料を通し、断面を小さくすると共に成形をして行く方法です。 板状の製品なら、同一方向だけロールに当てて通せば良いのですが、形鋼は上下左右をロールに当てる必要がありますし、ロールに溝を掘って成形が必要です。 それだけに板の圧延とは違った技術です。 |
| 形鋼 |
| 代表的な形鋼は、H形鋼ですが、その他身近なものではレール、シートパイルなども代表的な形鋼です。建設、機械部品などの分野で使われています。 |
| 棒鋼 |
| 棒鋼は通常は丸い断面で、或る長さの棒状の鋼材を言いますが、四角、六角や表面に突起のある物もこれに含めています。 一番多く作られているのは、コンクリート構造物に使われる異形棒鋼で鋼材生産量の10%以上を占めています。(1200万トン/年) |
| 次いで機械部品などに使われる材料(主として特殊鋼)があります。 この材料は最近は加工方法の進歩によって、棒を使うよりコイル状のものを使うほうが合理的ですから、コイルに置き換わっています(Bar in Coil :コイル状の棒) |
| 線材 |
| 線材は読んで字のごとく線の材料で、この材料をダイスに空いている穴を通ししごき上げて細くし、鉄線を作ります。鉄線は釘、ボルト、針金、ワイヤーロープ、金網などに使われ、最近では小型の部品は殆ど線材から冷間鍛造で作られています。 |
| 鋼管 |
| 鋼管は穴の空いた棒状の材料を言います。 大別して板を丸めて接合して作る溶接鋼管と、材料に穴をくり貫いて作る継ぎ目無し鋼管があり、双方とも作り方が何種類かあって、使用目的の応じて使い分けされています。 |
| 面白い商品に、鋼管をコイル状に巻いたものもあり用途によって特長を生かして使われています。 |
| 熱間押出は、上記ロール成形品がうどんを伸ばす時に棒を回転させながら伸ばしていくのに比べて、トコロテンの様に材料を入れ物に入れて押し付け、穴からその穴の形のものを押し出す方法です。
この方法で形鋼、棒鋼、鋼管(継ぎ目無し)が作れます。
特に加工法に無理が無いので、加工が困難な特殊鋼などに使われています。
熱押しと線材圧延を組み合わせてファイバーの製造が出来る。1973にこの方法を考案し超伝導用、光ファイバー補強用、耐熱用ステンレス布等に使われた。この方法の欠点はファイバーの断面形状が不揃いになることであり、初期のこの種用途をにぎわしたにとどまったが、既存のプロセスの組み合わせで市場の初期発展には貢献した物と思う。 整理していたら、パンフレットが出てきたので記載した。新日鉄光製鉄所になっているので相当古いものだろう。このマーケット開拓に飛び回ったことは忘れることが出来ない。 |
| 平成6年11月
「普通鋼電炉業のストラテジー」と題して白石記念講座が東京、大阪で開催された。 講演者は次の通り
たまたま当時東京製鐵が電炉で薄板に進出した時であり、関係者の関心も高く両会場とも超満員の盛況であった。 私などは刺し身の具になったような感じで持ち時間を消化した。 その中から自分の分担分に付いて概要を述べて見ました。 |
| 3年程前にネット知人が中年パワーを集めたWEBを開設され、私も参加して鐵についての話題を提供していたが、しだいに投稿の頻度がまばらになり、ついにはこのところまったくご無沙汰になってしまった。 先方ではページの作り変えをなされたとのこと(納戸にはまだ置いていただいているそうであるが)でもあり、手直しをしながらここに掲載したい。 | |||||||||||||||
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